どこにでも生えてくる雑草。抜いても、刈っても、たくましくまた生えてきます。「もう好きにして」とほっておくと、本当にどんどん広がっていき、結局草刈りをするはめに。そこで除草剤を試すことに。ここではそんな除草剤をまいてから、どれぐらいで枯れるのか観察結果を紹介します。
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除草剤のジェネリック品とは?
除草剤で有名なラウンドアップ。ホームセンターでもよく並んでいますが、結構なお値段。1度まいたらもう生えてこないならいいですが、毎年のこととなるとなるべく安い方がいいですよね。ネットで調べていると、ジェネリック品なら値段は半分程度です。ジェネリック品とは、医薬品では当たり前になってきた「特許切れ品」のことです。除草剤にも大手メーカー製品と極めて近い成分のジェネリック品が出ています。
ジェネリック品の効き目は?
ジェネリック品が大手メーカー製品と極めて近い成分というのは分かったけど、本当に効き目があるの?と疑問に思う人は多いのではないでしょうか。自分も試してみるまではそう思っていたのですが、実際に試したら草はきちんと枯れました。
観察結果①
散布日
散布日より7日後
散布日
・雑草が元気に生えています。
散布日より7日後
・すこし緑色が薄くなり黄色になってきました。
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散布日より11日後
散布日より15日後
散布日より11日後
・元気がなくなってきたのがわかります。
散布日より15日後
・緑色から茶色に変わりました。
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散布日より21日後
散布日より28日後
散布日より21日後
・水分がなくなり、触るとパリパリと形が崩れます。
散布日より28日後
・完全に枯れています。
観察結果②
散布日
散布日より7日後
散布日
・雑草が元気に生えています。
散布日より7日後
・すこし元気がなくなってきたかな?程度です。
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散布日より11日後
散布日より15日後
散布日より11日後
・緑から黄色に変わり始め、元気がなくなってきたのがわかります。
散布日より15日後
・茶色に変わってきましたが、まだ緑色の草もあります。
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散布日より21日後
散布日より28日後
散布日より21日後
・散布した草は枯れました。
散布日より28日後
・枯れた草の下からまた雑草が生えてきています。
まとめ
使用した除草剤は、グリホサート系の除草剤(大成農材 サンフーロン)です。
最初の1週間は、まだ元気もあり緑色が残っているので「効いている?」と感じますが、2週間後にはハッキリと効果は感じました。なんとなく除草剤をまくと2~3日で枯れるというイメージがあったのですが、ゆっくりと効果が出るようです。
また葉から入って根まで枯らしますが、土に落ちると除草効果がなくなるので、散布後に生えてきた雑草には効果はないです。
目安として土地30坪に対して、水5L、除草剤50mlです。(今回使用した除草剤(希釈タイプ)の目安です。)
除草剤の上手な使い方
天気の良い日に
なるべく晴れが続きそうな日(散布後6時間以内の降雨は効果を低下させることがある)で、風のない日(周りに飛ばさないように注意)に散布しましょう。
希釈はきれいな水を
希釈する水については、明らかに汚れている水だけでなく、井戸水や川の水を使用した場合も、水に含まれる微細な汚れに有効成分が吸着してしまい、効果が低下する可能性があるそうです。
雑草の葉全体にムラなく散布
しっとり濡れる様に、噴霧器などを使うと上手くいきます。
雑草の種類によって薬量を変える
希釈タイプの場合は、雑草の種類によって薬量を調整しましょう。
眼や皮膚に付着しないように注意
使用時は、眼鏡、マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業着などを着用する。
使用方法を守る
説明書に書いてある使用上の注意を守りましょう。
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