電気耕運機を3年使った結果

家庭菜園

家庭菜園で土を耕すのに便利な耕運機。本格的な耕運機は高いし、手で耕すのはやはり疲れる。他に何かないかとネットで探して見つけた電気耕運機。2万円を切る値段に惹かれて購入。3年間使ってみた結果「良いところ」「悪いところ」を紹介します。

電気耕運機

3年前に購入した「菜援くん GCV-110 800W」。3年使用しているので、汚れていてすいません。

まだネットでも売っていますね。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

高儀 GREEN ART 電気耕運機 菜援くん 800W GCV-110
価格:19480円(税込、送料無料) (2022/1/19時点)


良いところ

安い

やはり2万円を切る価格は魅力です。エンジン式だと5万円以上はするものが多いです。家庭菜園で野菜をつくるために土を耕すのは、春と秋の2回がメインになると思います。年2回のためにどこまでお金をかけるのかは、それぞれ考え方があると思います。

軽い

本体重量7.3kg。本当に軽くて持ち運びは楽です。持ち運びグリップ(写真)の部分で持つと、片手で持ち運びすることができます。(個人の体力差にもよりますが)

静か

モーター音だけなので非常に静かです。近所迷惑にもなりにくいと思います。

燃料の補充・メンテナンス

エンジン式のように、燃料の補充やエンジンのメンテナンス等がない。

作業後のメンテナンスは、耕うん刃や周辺に付着した土を柔らかいブラシなどで落とす提度です。

悪いところ

よく跳ねる

本体重量が軽いので、持ち運びには楽なのですが、耕す時にはデメリットになります。硬い土の所では元気に飛び跳ねます。両手でしっかりと持っていないと危険です。

押すのではなく、引きながら使う方が安定します。

電源の確保・電気延長コード

燃料の補充は必要ないですが、電気耕運機なので、電源は必要です。ドラム延長コードの準備・片付けなどの仕事が増えます。

また耕している時に、この延長コードを耕うん刃に巻き込ませないように注意しながらの作業になります。調子に乗って耕していると「あっ」と思うことは何度かあります。

操作

安全ロックボタン(写真の丸いボタン)を押しながらスイッチレバー(写真のレバー)を握ると作動するのですが、本体が飛び跳ねないようにしっかりと両手で持ってこの操作をすることが難しい。手がもう一本欲しくなります。

連続運転は30分まで

サーモスタットが組み込まれていて、モーターの温度が異常に高くなった場合にサーモスタットが作動し、電源が自動的に切れます。

真夏の炎天下など暑い環境での使用、連続運転によるモーターの過熱、耕うん刃に異物が挟まった状態での使用などで止まってしまいます。

温度が下がれば再度使用することができますが、広い畑の作業には向かないと思います。

まとめ

メリットがそのままデメリットになりますが、ランニングコストがよく、小規模な家庭菜園にはおすすめです。耕す力も、耐久性も今のところは問題ないです。手で耕していたことを考えると、もう昔のように手作業ですることは考えられません。

ただ、広い畑の作業には向かない、電源の確保、連続運転は30分までなどのデメリットが、電気耕運機を選択するかどうかのポイントになると思います。

良い選択をして、家庭菜園を楽しみたいですよね。

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