人生の節目において行う行事。みなさんはいくつ知っていますか?生まれる前から亡くなった後まで、いろいろな行事があります。ここではそんな人生の節目に行う行事を紹介します。
- 人生の節目行事一覧
- 妊娠5ヶ月目 帯祝い
- 誕生 誕生日
- 生後7日目 お七夜(おしちや) 命名祝い
- 生後30日頃 お宮参り
- 生後100日目 お食い初め(おくいぞめ)
- 生後初の3月3日(女の子) 初節句(はつぜっく)
- 生後初の5月5日(男の子) 初節句(はつぜっく)
- 1歳 初誕生日
- 3歳(男の子女の子) 七五三
- 5歳(男の子) 七五三
- 7歳(女の子) 七五三
- 12歳 十三参り
- 18歳(女性) 厄年
- 24歳(男性) 厄年
- 20歳 成人式
- 32歳(女性) 厄年(大厄)
- 36歳(女性) 厄年
- 41歳(男性) 厄年(大厄)
- 60歳 還暦(かんれき)
- 70歳 古希(こき)
- 77歳 喜寿(きじゅ)
- 80歳 傘寿(さんじゅ)
- 88歳 米寿(べいじゅ)
- 90歳 卒寿(そつじゅ)
- 99歳 白寿(はくじゅ)
- 100歳 百寿(ひゃくじゅ・ももじゅ)
- 108歳 茶寿(ちゃじゅ)
- 111歳 皇寿(こうじゅ)
- 120歳 大還暦(だいかんれき)
- ご先祖様の仲間入り
人生の節目行事一覧
妊娠5ヶ月目 帯祝い
妊娠中の安産祈願のことです。
妊娠5ヶ月目の戌の日に腹帯を巻き、安産に備えます。
誕生 誕生日
生まれてきた日です。
生後7日目 お七夜(おしちや) 命名祝い
生まれた翌日を1日目として、7日目にあたるお祝いの日です。
命名祝いとも呼ばれ、名前を決めて命名書を神棚に飾りお祝いします。
生後30日頃 お宮参り
赤ちゃんが男の子なら生後31~32日目、女の子なら生後32~33日目に参拝することが一般的です。
赤ちゃんが無事に生まれたことへの感謝を伝えるとともに、今後の健やかな成長を祈ります。
住んでいるところの近くにある神社(赤ちゃんが生まれた土地に宿る神様「産土神(うぶすながみ)」)に参拝します。
生後100日目 お食い初め(おくいぞめ)
生後100日目に、丈夫な歯が生えて一生を食べ物に困らないように願う儀式です。
百日祝い(ももかいわい)とも言われます。
生後初の3月3日(女の子) 初節句(はつぜっく)
女の赤ちゃんが生まれて初めて迎えるお節句を、初節句といってお祝いします。
3月3日は「上巳(じょうし)の節句」です。
「ひな祭り」「桃の節句」ともいわれるこの節句は、女の子の節句とされ、女の子の健やかな成長を祈る節句です。旧暦の3月3日は桃の花が咲くころであったため、桃の節句と呼ばれています。
生後初の5月5日(男の子) 初節句(はつぜっく)
男の赤ちゃんが生まれて初めて迎えるお節句を、初節句といってお祝いします。
5月5日は「端午(たんご)の節句」です。
「菖蒲
(しょうぶ)の節句」とも言われます。「菖蒲」が「尚武(武道・軍事などを大切なものと考えること)」と同じ読みであることから、男の子のお祭りとされ、現代では男の子の健やかな成長を願う行事とされています。
1歳 初誕生日
初めての誕生日を迎え、1歳になることをお祝いする。一生分の食べ物になぞらえた「一升餅」を用意して、子どもに餅を背負わせたり、踏ませたりして幸せを祈る。
3歳(男の子女の子) 七五三
11月15日前後に神社に参拝し、無事に成長できたことへの感謝と今後の健やかな成長をお祈りする行事です。
古来に行われていた「髪置きの儀」が由来です。
5歳(男の子) 七五三
11月15日前後に神社に参拝し、無事に成長できたことへの感謝と今後の健やかな成長をお祈りする行事です。
古来に行われていた「袴着(はかまぎ)の儀」が由来です。
7歳(女の子) 七五三
11月15日前後に神社に参拝し、無事に成長できたことへの感謝と今後の健やかな成長をお祈りする行事です。
古来に行われていた「帯解(おびとき)の儀」が由来です。
12歳 十三参り
数え年(満年齢に+1で数える)で13歳になる男女の開運と幸せを願う行事です。知恵を司る虚空蔵菩薩に参拝する習わしです。
18歳(女性) 厄年
厄災が多く降りかかるとされる年齢のことです。
数え年(満年齢に+1で数える)で、女性の場合は19歳、33歳、37歳とされています。
24歳(男性) 厄年
厄災が多く降りかかるとされる年齢のことです。
数え年(満年齢に+1で数える)で、男性の場合は25歳、42歳、61歳とされています。
20歳 成人式
20歳になった男女を新成人として祝い、大人の社会へ仲間入りすることを自覚するための儀式です。
32歳(女性) 厄年(大厄)
厄災が多く降りかかるとされる年齢のことです。
数え年(満年齢に+1で数える)で、女性の場合は19歳、33歳、37歳とされています。
女性の33歳は大厄と呼ばれています。
36歳(女性) 厄年
厄災が多く降りかかるとされる年齢のことです。
数え年(満年齢に+1で数える)で、女性の場合は19歳、33歳、37歳とされています。
41歳(男性) 厄年(大厄)
厄災が多く降りかかるとされる年齢のことです。
数え年(満年齢に+1で数える)で、男性の場合は25歳、42歳、61歳とされています。
男性の42歳は大厄と呼ばれています。
60歳 還暦(かんれき)
数え年(満年齢に+1で数える)で、61歳とされています。
60年で十干十二支が一巡して元の暦に還るため、生まれたときと同じ暦に還るという意味で「還暦」と呼ぶようになりました。長寿祝いの色は赤です。
70歳 古希(こき)
中国の唐時代の詩人、杜甫の詩の一節「人生七十古来稀なり」からきています。紫が長寿祝いの色とされています。
77歳 喜寿(きじゅ)
喜を草書体で書くと「㐂」になり七十七に読めることからきています。紫が長寿祝いの色とされています。
80歳 傘寿(さんじゅ)
傘の略字が「仐」になり、八十と読めることからきています。黄(金茶)が長寿祝いの色とされています。
88歳 米寿(べいじゅ)
米は八十八と読めることからきています。黄(金茶)が長寿祝いの色とされています。
90歳 卒寿(そつじゅ)
卒の略字が「卆」となり、九十と読めることからきています。白が長寿祝いの色とされています。
99歳 白寿(はくじゅ)
百の字から一をとると白になることからきています。白が長寿祝いの色とされています。
100歳 百寿(ひゃくじゅ・ももじゅ)
100は区切りのよい数字であることから百寿と呼ばれています。白が長寿祝いの色とされています。
「百賀の祝い」ともいう。
108歳 茶寿(ちゃじゅ)
茶の字を分解すると八十八、十、十となり、すべて合わせると108になることからきています。
111歳 皇寿(こうじゅ)
皇の字を分解すると白(白寿の99歳)、一、十、一となり、すべて合わせると111になることからきています。
120歳 大還暦(だいかんれき)
還暦を二周するので大きな還暦からきています。
ご先祖様の仲間入り
- 通夜
- 葬儀
- 告別式
- 初七日
- 四十九日
- 百か日
- 一周忌
- 三回忌
- 七回忌
- 十三回忌
- 十七回忌
- 二十三回忌
- 二十七回忌
- 三十三回忌
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