雑草の種類 秋冬の雑草

家庭菜園

どこにでも生えてくる雑草。雑草と一口に言っても、一年草と多年草の違いがあったり、花が生えたり、草姿の可愛らしい植物もあったり、種類ごとに違いがあります。ここではそんな秋冬の雑草を写真つきで紹介します。

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雑草の種類

雑草は、大きく分けて「一年草」と「多年草」の2種類があります。

一年草(いちねんそう)とは

芽が出てから枯れるまでの期間が1年以内の草花を一年草といいます。

一年草には大きく分けて2種類あります。

春に芽吹き、夏から秋に花が咲き実をつけて冬に枯れる「夏生(かせい)一年草」。

もう一つは秋に発芽し、春に花が咲いて実がついたあと夏に枯れる「冬生(ふゆせい)一年草」。「冬生一年草」は「越年草(えつねんそう)」「越年生(えつねんせい)雑草」ともいいます。

多年草(たねんそう)とは

多年草とは、根が残って2年以上生存する草花を指します。

多年草の雑草には地下茎で繁殖するタイプもあり、生育期である春から秋はよく伸びるので、庭や通路などは定期的な手入れが欠かせません。

秋冬の雑草

オオアレチノギク

オオアレチノギクは、7~10月に黄色い花を咲かせ続け、1本あたり10万個以上の種子をまき散らし、驚異的に数を増やします。生長が非常に早い雑草で、気がつけば人の背丈より大きくなっています。

大正時代に南アメリカから渡来し、あっというまに日本に根付いた帰化植物です。

植物名オオアレチノギク
科名 / 属名キク科イズハハコ属
開花期7月~10月
草丈100~200㎝
種類冬生一年草、越年草

ススキ

ススキは、秋を象徴する植物として日本文化の中で重要な植物であり、秋の七草の一つです。

日当たりのよい平地からやや高い山までの、高原、草原、道端、空き地に広く見られます。

地下には短いがしっかりした地下茎があり、そこから多数の花茎を立てる。夏から秋にかけて茎の先端に長さ20~30cm程度の十数本に分かれた穂をつける。穂の銀色に光る毛は芒(のぎ)と呼ばれる部分で、これが風に乗ってタネが飛んでいきます。冬は地上部が枯れます。

植物名ススキ
科名 / 属名イネ科ススキ属
開花期9月~10月
草丈100㎝~200cm
種類多年草

セイタカアワダチソウ

セイタカアワダチソウは、10~11月にかけて茎の先に円錐状の大きな穂を出し、多数の黄色い花をつけます

明治時代に観賞用として北アメリカから輸入されたものが雑草化した帰化植物です。大人の身長を優に越えるほどまで大きくなることもあります。

花粉による繁殖以外にも地下茎でも増えていくので、上部を刈っても、根を引き抜いても、結局は地下茎が残り再生してしまいます。

植物名セイタカアワダチソウ
科名 / 属名キク科アキノキリンソウ属
開花期10月~11月
草丈100㎝~300cm
種類多年草

ヒメムカシヨモギ

ヒメムカシヨモギは、8~10月に茎上部に白い花をつけます。

北アメリカ原産の帰化植物です。夏に最も勢いを増して、草丈1.5m~2.0mほどになります。

植物名ヒメムカシヨモギ
科名 / 属名キク科イズハハコ属
開花期8月~10月
草丈150㎝~200cm
種類冬生一年草、越年草
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