家庭菜園 肥料の速効性、緩効性、遅効性?

家庭菜園

肥料の速効性、緩効性、遅効性ってなに?

肥料は効果が表れるまでの時間や、持続する期間によって

・速効性(そっこうせい)

・緩効性(かんこうせい)

・遅効性(ちこうせい)

の3種類に分けられます。

  • 速効性肥料

肥料を与えるとすぐに効果が現れますが、 そのかわり効果は長く持続せず、1週間ほどで切れてしまうものもあります 。 そのため、肥料を与える回数が多くなります。 尿素など、水に溶けやすい性質を持つ化成肥料や、水に薄めて使う液肥などがこれに当たります。 速効性肥料は追肥に用います。

固形のものでは水溶性の化成肥料(尿素、硫安、など)が該当しますが、家庭園芸用の肥料では、主に水に薄めて使用する液体肥料のことです。 液体の場合、水やりによって流れてしまうことが多いため、効果が切れるのがはやくなります。 何度も与える必要がありますが、施肥量の調整がしやすいです。

  • 緩効性肥料

肥料を与えた時から効き始め、 一定期間効果が持続する肥料です。速効性肥料よりも長く持続し、元肥・追肥のどちらにも使用できます。 化成肥料が多いため、含まれる成分もバランス良く配合されているものが多く、初心者でも使いやすい肥料です 。

水溶性の化成肥料を一度に溶け出さないように表面を樹脂などで覆った粒状の化成肥料が多く見られます。土に混ぜるタイプや土の上に置くタイプなどがあるため、植物の種類や施肥の目的によって使い分けます。

  • 遅効性肥料

肥料を施してからしばらく時間がたって、効果がではじめる肥料です。有機肥料が代表的な遅効性肥料で、効果が見られるまで1カ月ほどかかることもあります。そのため元肥として使うことが大半で、効果は長く持続します。

遅効性肥料の多くは 微生物による分解などを経てから吸収できるようになる有機質肥料です。粉や粒など、種類によって形は異なります。また、遅効性肥料には、 成分がなかなか溶けない不溶性の化成肥料も含まれます。こちらも製品によって形は異なります。

むずがしい言葉は覚えなくても大丈夫!

自分の使う肥料の特徴だけで覚えましょう

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