家庭菜園 肥料のタイミング

家庭菜園

元肥、追肥など「肥料を施しましょう」というキーワード。肥料を入れるタイミングとは?

野菜も当然生き物です。自分が成長するために食べ物がほしい。

おいしい野菜になってもらうため、おなかがすく前にごはん(肥料)を用意しましょう。

「ここで育ってね」と場所を指定、ごはんはここに置いとくね。(種まき、植え付け前の元肥)

「もっと大きくなってね」とごはんのおかわり。(追肥)

「まだまだ立派に育ってね」とごはんのおかわり。(追肥)

元肥、追肥のイメージです。

肥料を与えるタイミングは元肥と追肥の時です。肥料は与えすぎるとかえって生育を阻害することがあります。そのため数回に分けて肥料を与えるのが基本です。また作物によって追肥の必要のないものもあります。

肥料は施す段階で元肥と追肥といって言い方も、施す肥料分の種類も、施す場所も違ってきます。


  • 元肥(もとごえ)

元肥は野菜の種まきや植え付け前に最初に与える堆肥、肥料のことです。元肥については「なぜ堆肥と肥料を加えるのか」をご覧ください。また元肥をたくさん与えてしまうと、根が傷んでうまく育たない可能性があるので、最初から栄養を与えすぎないように注意し適量を施すように意識しましょう。元肥の施す場所は畑の全面に肥料をまき、よく耕します。

  • 追肥(ついひ)

元肥を施しても、ほとんどの作物は元肥の肥料効果が薄れてくるため、追加で肥料を施す必要がでてきます。この追加で肥料を施すことを追肥といいます。元肥と違うところは、 追肥はすぐに効果の現れるものが主に使われます。これは追肥の目的が植物の生育に合わせて、その時々で必要になる栄養を補うことを目的としているからです。そのため、 追肥では化成肥料が使われることが多いです。 追肥を施す場所は、作物が肥料を吸収しやすいように根の先に施します。作物の根の先が分からない場合は、目安として伸びた葉の先の真下の土に施すとよいでしょう。

野菜が欲しいと思うときに、欲しい量の肥料を与えよう!

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