家庭菜園 一緒に植えると相性の悪い野菜

家庭菜園

コンパニオンプランツは、異なる種類の野菜を一緒に栽培することで、互いに助け合って生長したり・病害虫を抑えたりする、相性の良い組合わせのことをいいます。反対に一緒に栽培することで悪影響がでる野菜の組み合わせもあります。ここでは一緒に植えると相性の悪い野菜について解説します。

コンパニオンプランツ(共生植物)とは?

それぞれ野菜には、集まりやすい虫・かかりやすい病気があります。この特性を利用し、異なる種類の野菜を一緒に栽培することで、互いに助け合って生長したり、病害虫を抑えたりします。良い影響の出る、相性の良い組合わせをコンパニオンプランツ(共生植物)といいます。

センチュウ予防にキク科植物、ナス科やウリ科の病害対策にネギ科植物がよく使われます。

農業では、収穫を目的とする野菜など、一方だけに良い影響の出る場合もコンパニオンプランツとしています。

良いところ、悪いところを補えるか

同じ科の混作

同じ科の野菜は相性は悪くないのですが(連作は注意)、集まりやすい虫が似ているため必要以上に害虫を集める要因になります。

ナス科(ジャガイモ、トマト、ナス、ピーマン)同士は混植や混作を嫌うので寄せ植えは出来ません。

性質

トマトとバジルは相性の良い野菜で、トマトは乾燥を好み、反対にバジルは水分を好みます。トマトにとって余分な水分をバジルが吸収して、トマトは甘くて美味しい実がなるのです。

栽培期間

栽培期間も大きなポイントになります。一方の野菜の収穫中に、もう一方の野菜を傷つけてしまう可能性があります。根が干渉する野菜同士だと相性が悪くなってしまします。


一緒に植えると相性の悪い野菜

植物の組み合わせには相性の良い物ばかりではなく、一緒に栽培すると生育不良や病気になりやすい相性の悪い組み合わせもあります。

野菜相性の悪い野菜悪影響
イチゴニラ生育が悪くなる
カボチャスイカ
メロン
生育が悪くなる
キャベツゴマ
ジャガイモ
生育が悪くなる
キュウリインゲンセンチュウが増える
ジャガイモキャベツ
トマト
ピーマン
生育が悪くなる
スイカインゲンセンチュウが増える
ダイコン長ネギ枝根になる
トマトジャガイモ
トウモロコシ
パセリ
生育が悪くなる
生育が悪くなる
パセリが枯れる
ナストウモロコシ生育が悪くなる
ニンジンインゲンセンチュウが増える
レタスニラ
長ネギ
生育が悪くなる
野菜全般ハーブ類
(ローズマリー)
(ラベンダー)
生育が悪くなる

上記 野菜欄 五十音順


相性の悪い野菜を一緒に栽培するのを避け、野菜作りを楽しみましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました